日々の泡

ネタバレありの感想文

今週の感想 3月-①

ハリーポッターにめちゃくちゃハマっている。 近頃は口を開けばハリーポッター考察チャンネルになってしまっている。

以下感想にはネタバレを含みます。

映画「ハリーポッターと謎のプリンス」

ハリーが拾ったノートには【半純潔のプリンス】という名前が書いてあって、ハリーはなぜかそのノートに夢中になる(なんで?)(魔法がかかってたの?)セクタムセンプラなどの魔法をそのノートから学ぶハリー。心優しい仲間たちはノートに執着することを止めるようにアドバイスするが、ノートを手放さないハリー。

ハリーポッターはこれで6作目なのだが、回を追うごとにハリーの性格が悪くなる。父親がいじめっこだったことを知ってしまった今、遺伝なのか?とさえ思う。それなのにロンとハーマイオニーがめっちゃ性格がよい!なぜハリーと仲良くしているのか??

結局、半純潔のプリンスはスネ先なのだが、自称プリンスって相当イタいし、それはいじめられちゃうよ…、と悲しい気持ちになった。私はスネイプ先生は悪い人に見えていい人なのでは説を唱えていたのだから…。が、実はスネ先の母方の苗字がプリンスだったのだ。これ映画でたぶん言及されていないので、原作未読の人たちはみんな何このおじさん…我輩がプリンスだ!とか言ってて正気…?ってなったはず。

ハリーがマルフォイにセクタムセンプラした時も、全然大ごとにならなくて別のストーリーがあるのか?と勘繰ってしまったけど、原作ではちゃんと怒られているとか。映画は時間が限られているから仕方ないとはいえ、説明がなさすぎるよ。原作も読みたくなるなあ。全体としてはめちゃくちゃ面白いので早く続きみたあい。

映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

アカデミー賞が近いため毎週劇場に行ってる。毎年2月3月だけは映画をよく見てる。作品賞ノミネートで一番面白そう!と思ってたので公開してすぐに見に行った。人生は選択の連続で、もし違う選択をしていたら別の自分だったかもしれない。そんな別の自分をダウンロードして戦うメタバース映画。ダウンロードできるきっかけが突飛な行動をするっていう設定も人生っぽくて面白い。いつもと同じを繰り返して変わらないことも安心安全でいいけど、変わるきっかけは〝いつもと違うことをする〟ってことなんだよなあ。